海外渡航に便利な【格安SIM】とは?概要とお勧めまとめ

どうも、奴(やっこ)です。
旅行、仕事、オーディション……。
様々な理由で皆さん海外を訪れることだと思うけれど、
その際、一番と言っていいくらい重要な問題として浮上するのは、インターネット接続の問題。
海外では、日本で契約している通信会社との接続は途絶え、あんなに便利だったスマホはただの光る板切れへと変わってしまう。
だから、何かしらインターネットに接続するための機器を持っていかねばならぬ。
思い浮かぶのは、ポケットWi-Fi やレンタルWi-Fi、そしてSIMカード。
今回は、ヨーロッパ・アメリカ・オーストラリア滞在時に度々自分がお世話になっている海外SIMカードについて、
簡単な概要を説明するとともに、実際に使ったことのある商品や人気のものを国ごとに紹介していこうと思うぞ。
Amazonなどで「海外SIM」と検索すると、やはり日本製品が人気のようだが、
もっともっと安価で品質のいい海外製のお得なSIMがあるので、
ここでは主にそれらを中心に紹介していこうと思う。
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SIMカードって何ぞや
SIMカードとは、携帯電話などの端末に挿入することで、インターネット接続や電話の利用を可能にするICチップのような形をしたカード。
基本的には、SIMフリースマホ(iPhoneも)・タブレット・Wi-Fiルーターでの使用が可能。
SIMカードそれぞれには固有の電話番号が定められており、挿入した携帯電話はその電話番号を利用することができるようになる。
様々な種類・プランが存在しており、大きな項目で言えば、「使用期間」と「利用データ量」を購入の際にそれぞれ選ぶことになるだろう。
それは例えば「7日間 ~ 1か月間」だとか「500MB ~ 12GB」などと幅広く提案される。
安い価格で快適なインターネット環境を楽しむために、目的によって最適なプランを選ぼう。
SIMカードの挿入時には、大抵日本用のSIMカードと交換する形で内蔵する必要がある。そして、交換してからは日本でのインターネット接続や音声通話などができなくなる。
よって交換するタイミングを見計らう必要がある。自分は飛行機内での入れ替えを推奨する。
また利用するには、ただ差し込むだけではダメで、大概いくつかの手順に従って設定をしなければならない。
少し面倒かもしれないが、それでも日本で使用するように異国のどこででもインターネットを利用できるのは心強いし、
加えて長期間滞在の場合、「モバイルWi-Fi」をレンタルして持っていくよりはるかに低コストで済むのは、非常にありがたい話である。
海外渡航を考える方、特に長期間の滞在を考える方にお勧めしよう。
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・メリット
- 日本で使用するように海外でも自分の携帯電話をインターネットに接続できる。
- 長期間滞在の場合、「Wi-Fiルーター」をレンタルするより格段に安い費用で利用できる。
・デメリット
- 利用するには、SIMフリーの携帯電話でなければならない。(iPhoneは使用可)
- 使用前には設定を行わなければならない。(店に設定してもらうこともできる)
- 「Wi-Fiルーター」のように複数の機器をインターネットに接続することは出来ない。
以上までを読んで、「レンタルWi-Fiが良い」と考えた方は、
下にモバイルWi-Fiのレンタルを行っているところの公式サイトを張っておくので、是非確認してみてはどうか。☟☟☟
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海外SIMの購入方法
・[日本で事前に購入する]
インターネットで簡単に購入することが出来る。
アマゾンなどで注文して渡航前に持っておけば、飛行機内でゆっくり設定を行い、現地到着後にはすぐさまインターネットを利用が出来る。
現地で購入するより費用がかかってしまうけれど、安心円滑な旅をしたい方は、先んじて用意しておいた方がいいだろう。
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※どうやら、SIMカードには数種類のサイズがあるようで、持っている携帯電話に適したサイズを選ばなければならないらしい。
自分の携帯電話はどのサイズにも対応したものだったから困ったこともなく、詳しい説明ができない。
とあるサイトでは、こう解説している。☟
SIMカードのサイズは、大きな順に「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」の3種類。自分のスマホのSIMカードのサイズをしっかり調べておきましょう。ちなみに「マルチSIM」と呼ばれる全サイズに1枚で対応できるSIMカードもあります。
気になる方は、携帯電話の対応しているサイズをしっかり事前に調べてから適当なサイズのSIMカードを購入しよう。
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・[現地で購入する]
現地の携帯ショップなどでの購入も可能だ。ネットで買うより、安価で済む。
ほとんどの場合、到着時の空港内にSIMカードを取り扱う店舗が出ているので、そこへ行って、店員からプランなどを聞いて、目的に合ったものを選ぼう。
空港に携帯ショップがあるか/どのような会社のSIMカードを売っているか、は到着予定の空港の内部店舗についてネットで調べることで知ることが出来ると思う。
ので、何か気に食わない所があった場合には、上で紹介したようにインターネットで購入・取り寄せをした方がいい。
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現地購入の利点は安価であることだけでなく、ややこしいことを店員に頼ることができるところにもある。
例えば、どのようなタイプのどのプランを買えばいいのか分からない場合も、店舗での購入なら、
店員に「利用期間」さえ教えれば、あとは向こうで最適なプランを絞り込んで提示してくれる。お勧めもしてくれるので、非常に選びやすい。
またSIMカードの挿入から、その後の面倒な設定までも全て店員が終わらせてくれる。その後すぐにインターネット利用ができるように整えてくれる。
SIMカードを初めて使う方で、設定などが不安な方は、こういう意味で現地購入をした方がいいかも。(店員とは英語でやり取りすることになるが)
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SIM挿入後の設定について
上記で何度も話題に上ったように、SIMカードを携帯電話に挿入した後は、
インターネット接続ができるように設定を行わなければならない。
ここでは、iPhoneとAndroidの設定の手順について簡単に紹介したいと思う。
一口に言うと、SIM切り替え後、どちらも「APN設定」なるものを行わなければならないのである。
※最近はどうやら、この「APN設定」も必要ない、挿入するだけで設定完了というSIMも存在しているらしい。
・APN設定とは
アクセス・ポイント・ネームの略である。つまり、インターネットと端末を中継するサーバーの情報を携帯電話に入力する作業になる。通常は、softbankやdocomoなどの契約会社のサーバー情報が書き込まれているが、インターネット接続方法をSIMに変更すると、サーバーもまた別のものを利用することになるので、書き換える/書き加える必要があるのだ。
・[iPhoneの場合]
iPhoneでの設定には、Wi-Fi環境が必要。
そのため、iPhoneでのSIMの差し込み・設定は、出発前の家や、現地のFree Wi-Fiのある公共施設で行うべし。
というのも、プロファイルのダウンロードをする必要があるから。むしろそれだけでいい。
具体的には、手に入れたSIMカードに同封/記載されているダウンロード先をインターネットで検索し、
後はそうして開いたページでプロファイルのインストールをすればいいだけ。
しっかり設定できたかどうかは、「設定」→「一般」でスクロールして「プロファイル」というところを見れば、ファイル名を確認することが出来る。
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・[Androidの場合]
アンドロイドの場合は、インターネット接続は通常必要ないが、その分設定に手間取る。
「設定」を開き、「モバイルネットワーク設定」を開き(見当たらない場合は、「もっと見る」などを選択)、「アクセスポイント名」を選択する。
すると以下のような編集画面が現れる。
後はこれらの項目の必要な部分のユーザー名やパスワードを、SIMカードとともにある説明書などを読んで入力し、決定すれば設定は完了する。
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海外SIMの紹介 :ヨーロッパ諸国なら
ようやっとSIMの紹介まで漕ぎつけた。
バレエダンサーを生業にしている自分は、特にヨーロッパへ渡航することが多かったので、自分の経験からお勧めできるSIMブランドを紹介しようと思う。
Three – ヨーロッパ周遊、滞在にはこれ
「Three」は、自分がオーディションに参加するため多くの国を訪れなくてはならなかった時に利用した海外SIMのメーカーだ。
「Three」の何が良いって、他のヨーロッパ周遊用のSIMカードよりも、一層安いところ。
ただし、設定が面倒だったので、少し調べながら進める必要があるだろう。
・特徴
- プランは、データ通信のみ(通話やSMSは利用できない)
- 通信速度は、イギリス国内では4G/3Gで、その他の地域では3G/2G
- SIMを携帯電話に挿入してから90日間で3GBのデータを使用できる
- 42か国での使用が可能(オーストラリア、ニュージーランド、香港、マカオ、フランス、ドイツ、スイス、イタリア、スペイン、ポルトガル、オランダ、ベルギー、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、オーストリア、デンマーク、アメリカ、インドネシア、イスラエル、チェコ、アイスランド、アイルランド、ポーランド、ハンガリー、エストニア、リトアニア、ラトビア等)
データ通信のみ、と聞くと窮屈に感じるかもしれないが、今やLINEでの無料通話ができるから、データ通信さえ確保しておけば、家族・友人との通話は問題なく行える。
(会社などの関係でどうしても他の通話手段が必要な人には、次に紹介するプランをお勧め)
また3か月(90日間)というと、長すぎる、と感じるかもしれないけれど、90日間きっちり使い続ける必要はない。
自分(学生)の経験から言うと、「3GB」は大体1か月半くらいで使い切ってしまうものだ。
だから1か月ほどの滞在を予定している場合は、もったいないと思わず上のSIMを購入することをお勧めする。
(もっと短い2週間ほどの旅行の場合には、「1か月(30日間) 1GB 」のプランもあるが、あまり短い場合には、フリーWi-Fiを安く済むことにもなるので、比較した方がいいかも)
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30日/データ12GB/通話時間約3000分/テキスト約3000通のSIM☟
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イギリスSIM Three 30日/データ12GB/通話3000分・他約60地域 データ12GB コミコミパック+YM SIMピンセット(日本語マニュアル付) 新品価格 |
・特徴
- プランは、データ通信、通話、SMSでの通信
- 通信速度は、これもイギリスでは4G /3Gで、それ以外の国では3G/2G
- 30日間で12GBものデータを使用できる
- 71か国もの地域で使用可能
- 設定のための日本語マニュアルが付属されている
こちらは、自分が実際にオーディションに参加するため様々な国を訪問しなければならなかった際に購入したプランである。
30日間(1か月)に12GBものデータを使用できるという大変贅沢な仕様になっている。
そのため、一々のデータ使用量を気にする必要がないので、渡航の際には非常に安心できた。
またこのSIMカードでは総時間3000分(50時間)の通話も行える。
現地の方と連絡先を交換しなければならない、電話に出なくてはならない、という立場の人には是非このプランがいい。
留学に行こうという方も、学校の教師や監督官との連絡手段をいざというときのために持っておいた方がいいだろう。
30日間12GBというデータ量と、通話のできることを考えると、このプランは旅行などで訪問するのではない、現地での組織的活動のある方にお勧めできる商品だ。
面倒な設定のための日本語のマニュアルがついているというのも助かるサービスである。
自分はそのマニュアルとネットで調べた内容を受け、「APN設定」を自力で完了することが出来た。
初めて「Three」を利用するため設定が不安な方なども、最初はこちらのプランでマニュアルを頼りにするといいだろう。
勿論、値段に関しても他商品に比べて断然安価であると思う。
ヨーロッパ滞在、特に中期間~長期間を考えるなら、やはりSIMは「Three」を選ぶのが良いと考える。
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どこでもネット – 短期訪問にはこれ
こちらは自分は使ったことがないが、アマゾンでなかなか売れている人気商品のようなので、ここで紹介させてもらう。
紹介するもの以外にも30日間(1か月)用のものもあるが、長期のSIMは「Three」の方が安い。
よって、このSIMブランドは、ヨーロッパへの短期訪問を考える方にお勧めする。
15日/3.5GB/4GLTEのデータ通信のみのSIM☟
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【お急ぎ便】ヨーロッパ 周遊 プリペイド SIMカード 4G データ 通信 (スタンダード(3.5GB/15日)) 新品価格 |
・特徴
- プランは、データ通信のみ
- 通信速度は、サクサク読み込む4GLTE
- 15日間で3.5GBのデータを使用できる
- 28か国での通信が可能(オーストリア、ベルギー、ブルガリア、キプロス、クロアチア、スペイン
デンマーク、エストニア、フランス、フィンランド、イギリス、ドイツ
ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イタリア
リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、リトアニア、ラトビア、マルタ
ノルウェー、オランダ、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア
スロベニア、チェコ共和国、スウェーデン、ジブラルタル) - 日本語マニュアル付き
- 日本ではSIM交換を行うな
15日間で3.5GBというと十分すぎるデータ量だろう。
15日という期間が、7日間以上30日間以下の2週間留学などをする人の需要に答えている。
またこのSIMのいいところは、「Three 」とは違い、ほとんどの地域で4GLTEの通信速度を利用できるという点である。
これのおかげで、どこでもサクサクとインターネットサーフィンを行える。読み込みの遅いのが嫌いな方にはいいだろう。
日本語マニュアルもついているので、設定もスムーズに完了できることだろう。
加えて95%の機種では、そもそも設定がいらないようにもなっているらしい。(使ったことがないので、何とも詳細を述べられないが、とにかく、レビューを見ても設定は簡単であるらしいと分かる)
ただ一つ注意点があって、SIMカードの交換は日本では行わず、使用先で挿入しなければならないという。
これさえ気を付ければ快適に使えるみたいなので、ヨーロッパへの短期訪問を考える方は、是非この「どこでもネット」の海外SIM、購入を検討してみてはいかがだろうか。
ちなみに、上記ほどの容量は必要ないという方には、同じブランドのSIMでより安価なプラン「15日/1.5GB/通話30分 32か国 ヨーロッパ周遊SIM」も存在するので、チェックしてみてほしい。
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海外SIMの紹介 :アメリカなら
自分がアメリカへ渡航した時は、現地でSIMカードを購入した。
しかし店舗に行ってプランの説明を聞くも、滞在に合った丁度良いプランがなく、
結局随分な費用を払って不必要なデータ分まで買う羽目になったという……。
だから是非、渡航前にSIMカードを用意しておくのがいいと思う。
DHA SIM for USA – 安くて、充足したプラン
これを見てまず思ったのは、値段の割に非常に便利なSIMだということだ。
細かい変化であるかもしれないが、それでも他の中期~長期滞在用SIMに比べて、ぐっと満足のいくプランではないだろうか。
自分がもし今後アメリカに行く機会があるとするなら、間違いなくこのSIMを購入するだろう。
30日/8GB/4GLTE/アメリカ国内通話50時間のSIM☟
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DHA SIM for USA アメリカ本土とハワイ 音声付プリペイドデータSIM 30日間 8GB 4GLTEデータ アメリカ国内通話50時間 日本含める10カ国への国際通話100分 新品価格 |
・特徴
- プランは、データ通信と通話
- 通信速度は4GLTE
- 30日間で8GBのデータが使用できる
- アメリカ本土とハワイ(グアム・サイパンを除く)で利用可能
- APN設定不要
30日間で8GBという満足できるデータを確保できるとともに、
それらのインターネット接続は通信速度4GLTEで提供されるから、読み込みの早いストレスのないネット環境を整えることが出来るだろう。
・LTEとは?
LTEは携帯電話・データ通信の規格の一つで、3Gの非常に進化した形態である。そのため「3.9G」とも呼ばれる。電波状況によって変わるが、通常回線の3Gと比べると理論上約5倍もの通信速度になるらしい
アメリカ最大の通信網とも謳われる「AT&T」を利用した回線であるから、安定したインターネット接続が望めるだろう。
通話もアメリカ国内で50時間、日本含めた他10か国に100分が利用できるということで、現地での通話、日本への連絡を必要とするような、ビジネス渡航を計画している人にもお勧めできる。
そして面倒な「APN設定」の必要ないとしているところも頼もしい。モバイルデータ・データローミングをオンにするだけでいいとある。
これにより、到着先では手間取らずにネット環境を準備することが出来よう。
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・特徴
- プランは、データ通信と少しの通話
- 通信速度は、4GLTE
- 30日間に4GBのデータ使用が可能
- アメリカに加えて、カナダとメキシコでも利用可
- APN設定はいらない
なかなか値段が高い。
そして30日間に4GBのデータ容量、通話はアメリカ・カナダ・メキシコ・香港に350分、日本を含める他10か国の50分と、コンテンツも大分縮小したように感じられる。
それもこれも本品が、アメリカの他にカナダ・メキシコでも使用が可能であるからだ。
「滞在中に間隔を空けてカナダを訪問する」などという方向けのSIMだ。
確かに商品内容は劣化したように思われるが、それでも現地ではWi-Fiを利用できるだろうから、問題になることはないと考える。
何より、長期滞在中の隣国訪問が予想されるような立場の人の数少ない味方である。
※滞在中に1度きりしか隣国へ赴くことはない、という方は、「30日間アメリカ本土用SIM」と合わせて「7日間アメリカ・カナダ・メキシコ用SIM」を持っていくといいかもしれない。
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Three – 滞在のためのSIM、やはり安い
上で散々紹介したが、やはり中期~長期滞在にはこの「Three」のSIMがうってつけだろう。
7日間など短期利用のSIMが乱立する中、30日間使用可能で驚くほど安価な下の商品は異彩を放っていた。
中国語に包まれている外装を見て、失礼にも商品内容に何か一抹の不安を覚えてしまったが、よく確認すると、パッケージの右上に「3」のイラストが。
レビューを見ても、どうやら満足している人が多いようなので、安心。
プランが複数あるわけではないが、これさえあれば現地での滞在は問題ないと思われる。
30日/8GB/アメリカ国内通話3000分/日本国際通話100分のSIM☟
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【AT&T】ハワイ・アメリカ本土 プリペイドSIM 30日 データ容量8GB 大容量通話付き 新品価格 |
・特徴
- プランは、データ通信と通話
- 通信速度は4G/3G
- 30日間で8GBのデータを利用できる
- アメリカ本土、ハワイで使用可能(グァム・サイパンを除いて)
- 日本語マニュアル付き
30日(1か月)で8GBのデータが使用できるのは十分すぎるくらいだろう。
加えて、3000分(50時間)の通話も可能ということだから、現地での有効な連絡の必要な留学生などにうってつけではないだろうか。
またアメリカの大手通信会社である「AT&T」を介してのインターネットアクセスを採用しているから、どこでも安定した接続が期待できるだろう。
レビューをのぞいてみると、「コスパ最高!」というようなコメントが多くみられた。
一方で、「設定が面倒だった」というような感想もあった。
色々とアメリカ用のSIMを探してみたが、どうやら本品が最も安い商品であるようだ。
設定の手順など使い方をある程度心得ている人にとっては、コンテンツの質を損なわないお得な買い物になるだろう。
ちなみに、このSIMはカナダでの通信に対応していないから、北上を予定している方は注意が必要かもしれない。
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Wi-Ho! (ワイホー) – 短期用、安心安全
日本のブランドの人気のあるSIMをここで紹介したいと思う。
短期滞在用ということで、値段もお手軽。その上サービスが充実している。
長期滞在には海外ブランドがお得だけれど、数日だけの渡航の場合は、このような日本ブランドを持っていくのが、安心感のあることを含めてお勧めかも。
7日間/6GB/4G/国内通話無制限のSIM☟
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【海外SIMならWi-Ho!SIM】 アメリカ 本土 ハワイ 6GB 7日間 4G LTE 国内通話 SMS 無制限 T-Mobile 回線利用 SIMピン付き 日本語24Hサポート 新品価格 |
・特徴
- プランは、データ通信と無制限の通話
- 通信速度は、4G/LTE
- 7日間で6GBのデータ使用が可能
- アメリカ本土とハワイで使用可能
- 24時間体制の徹底サポート付き
7日に6GBというと、自分じゃとても使い切れない。実質無制限みたいなものかと思う。
通信速度は今まで紹介してきた中で一番優れていて、4G/LTE(勿論、場所や機種によっては遅くなることもたまにあるようだが)。説明にはベストエフォートとあるし、最高に快適なネット環境を保証してくれるだろう。
無制限国内通話というのも素晴らしく思うが、いや、ぶっちゃけ自分にはあまり使いどころが思い浮かばない。まあ、あった方がいい。
個人的に一番頼もしいと思うのは、やはり日本語でのサポートが24時間受けられるところだ。しかも、メール・電話、どちらでも可能だという。
そうしてアメリカ・ハワイにいても時差を気にせず、困ったときにはいつでも相談ができる。
楽しく安心な旅をしたい方、例えばハワイ旅行者などにうってつけではなかろうか。
☟ちなみにこの「Wi-Ho!」は「モバイルWi-Fi」のレンタルを行っていることでも有名だ。☟
公式サイトをチェックしてみよう。
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海外SIMの紹介 :アジア・オーストラリアなら
最近は(もっと前から?)韓国・台湾などへのアジア旅行が人気であるらしい。
仕事で渡航する人となると、それこそ沢山いらっしゃることと思う。
そんな時、やっぱりインターネットに接続された携帯電話一つさえあれば安心できる。
「モバイルWi-Fi」も持ち歩かなくていい、充電作業も必要ない、現地での足運びを気楽にする「SIM」を是非持って行ってみてはどうか。
A.I.S – アジア用のSIMならこれ
Amzonで「アジア SIM」と調べると売り上げの多い商品にはほとんどこの「A.I.S」のロゴが入っている。
値段も安いし、多くの人が利用しているということで、安心もできる。
SIM購入を検討するなら、まずこのブランドは外せないように思う。
またアジア用とは言いながら、オーストラリアでの使用にも対応しているところが人気の理由の一つではないか。
[2枚セット]8日/4GB/4G・3Gのデータ通信のみのSIM☟
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[A.I.S] 2枚セット。SIM2Fly 4GB 8日間 17カ国データ通信SIMカード [並行輸入品] 新品価格 |
・特徴
- プランは、データ通信のみ
- 通信速度は、4G/3G
- 8日間で4GB、つまり16日間で8GB
- 17か国での使用が可能(日本、韓国、台湾、香港、マカオ、シンガポール、オーストラリア、ネパール、マレーシア、インド、ラオス、フィリピン、カンボジア、ミャンマー、インドネシア、スリランカ、カタール)
いろいろとアジア用のSIMを探ってみたけれど、長期間に対応した商品がなかなか見当たらない。
見つけたと思ったら、追加で料金を振り込まなければならない面倒なものであったりする。
そこで、この「A.I.S」は8日間用SIMを2枚入りでお得セットとして販売しているようだ。
これらで凌ぐというのも手だろう。
こちらのセット、単純な計算で言えば、16日間で8GBのデータ使用が可能ということになる。入れ替えをするのだから、前半に全て使い切ってしまって後半が……ということにはならない。
4G/3Gの通信速度は、日本で使っているようなインターネット接続を可能にするだろう。
レビューをのぞいてみると、「挿入するだけですぐに使えた!」というコメントが多く見受けられ、どうやら設定は楽に行えるようだ。Amazonの人気も悪くない。
またこのSIMは他の商品と比べても、対応国が多い方だ。
アジア周遊などを計画している方・仕事の関係であっちへこっちへ移動しなければならない人に向いていると考える。(ただ、タイ・ベトナムが対応国に含まれていないことを難点という利用者もいた)
上にも一度書いたが、このSIMはオーストラリアでの通信も可能になっているから、南へ行こうという方も利用してはどうか。
無論のこと、単品での販売も行っているから、よさそうに思った方はそちらもチェックしてみよう。
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Chaina Unicom – 安くて、東南アジアに特化
このブランドでは、オーストラリアでの使用が出来ない代わりに、
上の商品が対応していなかったタイ・ベトナムでのデータ通信が可能になっている。
こちらも2枚入りでの販売を行っていて、単品でもセットでも他の追随を許さぬ安さになっている。
レビューでの評判も良く、「安くて便利!」というコメントがある。
[2枚セット]8日/3GB/LTE・3Gのデータ通信のみのSIM☟
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お得な2枚セット【China UnicomローミングSIM】タイ・マレーシア・インドネシア・フィリピン・シンガポール他10か国利用可能 8日データ容量3GB プリペイドSIM 新品価格 |
・特徴
- プランは、データ通信のみ
- 通信速度は、LTE/3G
- 8日間で3GBであるから、16日間で6GBのデータ使用が出来る
- 東南アジアを中心に10か国での使用が可能(香港・マカオ・シンガポール・タイ・マレーシア・ラオス・インドネシア・フィリピン・カンボジア・ベトナム・ミャンマー)
- 日本語マニュアル付き
値段が安いこともあって、8日間での3GB(2枚で16日間に6GB)とデータ量が少なくなったが、
基本的に渡航先では現地の施設のWi-Fiに接続することが出来るから、8日中にすぐに困る、ということはないように思う。
日本語マニュアルが付属されており、利用者も「説明書の手順通りに行えば、設定は簡単に完了できる」と述べている。
本格的に東南アジアを飛び回ろうと考える方には、タイ・ベトナムに対応していることを含めて本品をお勧めしたい。
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総括
さて、これまでインターネットでの購入が可能なSIMを地域ごとに紹介してきた。
とはいえ無論、これよりもっと様々な種類が販売されているから、是非自分で目的に合致した最良のSIMを見つけ出して、渡航先では安心安全楽ちんな旅を楽しんでもらいたい。
またお気づきかと思うが、以上のほとんど全てが、その一つで多数国に対応している周遊用のものである。
ぶっちゃけ、もし一つの国に留まることをするのであれば、
現地でSIMを購入した方が、より優れた最適なプランのものを入手することができるのだ。
海外格安SIM、本当に便利であるから、色々な場所でより積極的に活用していこう!
今記事で言いたいことはつまりそれだ。
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……おっと、出番のようだ!
さらば!
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