【バレエシューズ】バレエダンサーがまとめるおすすめシューズ
- 2019.10.10
- バレエ

どうもこんにちは、奴(やっこ)です。
皆さん、バレエシューズ、どこの会社のものを使っていますか?
自分は実は、断然Grishko(グリシコ)がいいと思っています。
もう5年以上グリシコのシューズを毎レッスン毎オーディションに履き続けています。
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とまあ、こんな具合に、バレエダンサーはシューズへのこだわりが強いものですよね。
ただ、今使っているシューズ、本当に貴方に合っていますか?
バレエダンサーが勧める、いくつかの用品店のバレエシューズをその特徴とともにご紹介いたします。
変えてみようか悩んでいるそこの貴方、これを機に、心機一転、新しいシューズを試してみてはいかがでしょう?
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Contents
シューズ選びは重要である
長年バレエを続けている人ならば既知のことでしょうが、
自分に合ったシューズを履くということは、バレエを踊るうえで非常に重要なことであります。
女性の履くトウシューズに関しては特にこだわりのあることで有名ですが、
日々のレッスンの基礎に使用するノーマルなバレエシューズについても、適切なものを使うようにする必要があります。
例えばあるワークショップに参加した時のこと、講師の先生が体に合っていないバレエシューズを履いた女の子を注意していたくらいです。
今現在特定のバレエショップの商品を使っている方も、もしかすると適切ではないかもしれません。
そこで、バレエシューズを選ぶ5つの基準を、自分の経験からリストアップしみました。
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・バレエシューズを選ぶ基準
- 履いた時に、つま先が丸まらないか?/つま先辺りに布が余らないか?を確認。足指が縮まらない程度にいくらかきついくらいがベスト。
- 足幅のサイズは合っているか?足指の根元の骨が圧迫を受けないか?を確認。足の輪郭に満遍なく布が接触し、包み込まれるような感覚のあるものがベスト。
- 足首を立てたときに、足の甲上にあるゴムの部分(肌と布の境目)にたわみ、空間ができないか?を確認。人差し指を間に差し込むことができ、それでいて緩すぎないものがベスト。
- つま先を伸ばしてみた時&ルルベに立ってみた時に、どこかが窮屈にならないか?を確認。布がつれて、足指同士が重なり合ったり、床との接地面積が小さくなるものは良くない。
- 自身のかかとの高さと、シューズのかかとの面積は合致しているか?を確認。かかとの高い人は同じく面積の大きいものを、低い人は面積の小さいものを選ぼう。かかとのゴムがくるぶしの下辺りにあるのが良いかもしれない。
ざっと以上のことを気にかけながら自分に合ったバレエシューズを考えるといいと思います。
とはいえ、どうしても、完璧に条件に合うシューズにはそうそう巡り合えるものではありませんよね。
上記のリストを参考にしながら、練習を効果的に正しく行えるであろうものを自分で考え、感じながら、選びましょう。
多少の違和感があったとしても、履き続けるうちに、段々と自分の足に馴染んでいくものなので、心配はいりません。
また、履きやすさや練習を辛くさせるだろうことだけを基準にするのはよしましょう。
おすすめシューズ紹介
基本的に、奴(やっこ)が数回使ったことのあるメーカーのバレエシューズを紹介していきますが、
せっかくなので、他の商品もいくつかリンクと一緒に書いておこうと思います。
「あっそういえばバレエシューズのストックが切れそうだな」という人も是非こちらを見て購入を検討してみてはどうでしょう?
Grishko のバレエシューズ ー奴(やっこ)愛用、使いやすい
女性↓
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バレエシューズ グリシコ スプリットソール バレエシューズ (パフォーマンス・モデル-6)バレエ用品 ( バレエ 大人 ジュニア シューズ 大人バレエ スプリット レディース 靴 Grishko ) 価格:2,310円 |
男性↓
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価格:2,860円 |
概要
クッション性能を高めるために、柔らかなインソールがシューズ内の前後に入っている。
またシューズ内部の土踏まずの部分には、かかと部分ととつま先部分を橋渡しするようにスプリットソールのゴムが設置されており、
それにより一々の動きの際に、床を掴む感覚が敏感に感じ取れるようになっている。
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使用した人は感想で、「布地が柔らかく、つま先がきれいに見える」や「自分の足にとてもフィットする」などいうコメントを残している。
備考
自分はこれが一番履きやすいと思っています。
奴(やっこ)のように足幅の広い方や、逆に足幅の狭い方などには特にお勧めです。
A幅~F幅までの幅広いサイズのバレエシューズを取り扱っています。
他商品では得られなかったような、足全体を包み込むような感覚を得るとともに、レッスンの際にはより洗練された足のラインを形作ることができるでしょう。
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グリシコのバレエシューズの縦のサイズは、グリシコ特有のサイズの表示で販売されていますが、
上記のリンクからページに飛んでいただければ、通常の素足のサイズとグリシコサイズの対応がまとめられている表がありますので、そこで自分に合うサイズをご確認いただけます。
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一番上のリンクの商品は、概要で説明した通り、足裏の土踏まず部分にスプリットソールというゴムが取り付けられています。
こちらを好む方がいれば、邪魔だと考える方もいらっしゃるでしょう。
実は自分はこちらの機能をあまりよく思っていなかったのですが、
簡単な話、このゴムを切ってしまいさえすれば、問題はすっきり解決いたしました。
もし買った商品にこちらのスプリットソールのゴムのついていた時には、切り離した方が、足裏の鍛錬のために効果的かと思われます。
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その下の男性用として添付したシューズは、写真こそベージュ色ですが、
自分の使っているような黒い色のものがあります。
お勧めです、男性もぜひ。
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Chacott のバレエシューズ ー大手だけあって、高い質と安定感
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【送料無料】チャコット スプリットバレエシューズCタイプ クロスゴムタイプ 価格:2,640円 |
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価格:2,640円 |
概要
「めざしたのは、裸足。」というコンセプトの下、制作されている。
シューズの先が深めに作られており、また目の細かい厚手のキャンバス地のために、履き心地が安定するようになっている。
また使用中汗をかき、布が適度に湿ることによって、足の形により馴染むようになるという。
シューズ裏の先端は、プリーツ、スカートの裾のように布が折り込まれており、そのため、足指の可動域が広いのが特徴になっている。
これにより、床との接触をより繊細に行うことができるだろう。
そしてかかと部分には、衝撃吸収のためのクッション生地が敷かれている。
Chacttのバレエシューズは通常の靴のサイズよりも少し小さめに制作されているらしく、購入の際には、普段のシューズのものより 0.5~1.0㎝ ほど大きいサイズの商品を選ぶことを推奨している。
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使用した人は感想にて、「さすがチャコット、質がいい」や「足によく馴染む」、「はき口が浅く、足がすっきりして見える」などのコメントをしている。
備考
自分が子供の頃、発表会などの折に、よくお世話になっていた記憶があります。
優しい感触の生地を使用しており、履いた際の安定感が好印象でした。
しかし個人的な意見ですが、布が他製品と比べてなかなか厚い構造になっているので、つま先を伸ばした時にあまり伸びて見えないような気がしました。
つま先裏のプリーツという折り込みも、ルルベの時には違和感はないのですが、やはり足を伸ばすと先が少し膨らんで見えるようでした。
どうやら自分の足とはあまり相性が良くなかったようです。
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とはいえ、子供の頃というのは、まだまだ公演が多いわけではないのですし、何より足の正しい使い方を習得することが重要ですので、
足によく馴染み、そうして安全に保ってくれる、安定性の高いチャコットのシューズを使うことは良いことでしょう。
バレエを始めたての方や、まだ足首が柔らかく弱い方にお勧めします。
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またチャコットの商品はかかと部分が比較的浅く作られているため、かかとの大きい方には脱げやすく感じるでしょう。
かかとが小さく、甲のよく出やすい方などにお勧めします。
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Sansha のバレエシューズ ー頑丈、そして優しい
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【メール便送料無料】 バレエシューズ 3AC スプリットソール サンシャ 楽天 価格:1,580円 |
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価格:1,760円 |
概要
インソールという中敷きの部分が柔らかい素材になっており、履き心地が良い。
つま先裏はチャコットと同様にギャザー、ひだのように折り込まれていて、足指に床の感触が伝わるようになっている。
ソール、革でできた靴底の部分は、ふちに2重の円を描くように頑丈な縫込みがしてあるため、壊れにくい構造になっている。
全体の布地も、キャンバス地を2重にして使っているので、激しい動きに対する耐久性が高い。
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またリンクの下部、「サンシャ プロ」では、職人による手縫いが施されているため、
つま先側のソールに縫い目は現れておらず、そうしてほつれの起こらないことが特徴になっている。
加えて、ソールは本革に変わっており、中敷きにも衝撃吸収のためのスポンジが内蔵。
他製品の頑丈さも引き継いでいる。
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使用者は、感想にて、「とにかく安い、ありがたい」や「キャンバスがとても柔らかく、土踏まずにフィットしてとても履きやすい」などのコメントを残しています。
備考
自分は、こちらも子供の頃によく使っていました。
「サンシャ プロ」がお勧めです。サンシャのバレエシューズの中でも売り上げ1位の人気商品でもあります。
基本的な機能、そして履き心地もチャコットに似通っており、チャコットだと思って履いていたものがサンシャだった、ということもありました。
そうして非常に耐久性が高く、1つの製品を長い間履き続けることができました。
最近レッスンの数を増やしていて、シューズをすぐに履きつぶしてしまう、という方や、ジャンプなど激しい動きを頻繁に行うという方にお勧めです。
かかと部分は、チャコットのものとは反対に深く作られているため、かかとの大きい方にお勧めできます。
かかと裏のクッションに加え、本体の生地の分厚いことで、着地の際の衝撃がうまい具合に吸収されるようになっています。けが防止にいいでしょう。
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とはいえ、生地の厚いということは、どうしてもつま先があまり伸びて見えないことを引き起こします。
その点が少しばかり気にかかりましたが、練習する上ではむしろ足先に意識が向かうので、そうした意味で足裏の修練にはよかったかもしれません。
ネットでの評判もいいシューズです。
BLOCH のバレエシューズ ーなんて薄い生地だ
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価格:2,310円 |
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BLOCH(ブロック) バレエシューズ(布スプリット) レディース バレエ ダンス キャンバス地 同色ゴム別添 D巾 22.0〜27.0 ブラック/ピンク/ホワイト 価格:1,870円 |
概要
つま先が伸ばしやすく、また足の甲のよく出るような構造になっている。
足に吸い付くようなフィット感があり、床を掴む感覚もわかる。
靴底のソールは、形が肉球のようになっていて横に広いので、立った時に安定感が生まれる。
履いた際にかかとの下部分に少し布が残るのが特徴になっている。(恐らく、つま先を伸ばした時に、足裏のアーチをきれいに見せるためだろう)
BLOCKは特に足幅の広めの型の製品をよく作っているので、足長細幅の方よりも普通幅~広幅の方に合うことが多いだろう。
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使用した方は、レビューにて、「回転時などにシューズ内で足がズレるというストレスから解放された」、「いつものバレエシューズと違って本当に素足でいるみたい」という感想を残している。
備考
自分は、オランダに来てからこちらの会社のシューズと出会いました。
履いて使ってみた感想としては、なによりまず、生地が驚くほど薄いことです。
また素材がなめらかであるので、履いていて気持ちがいいです。
足の甲部分にあるゴムにはむずび目がなく、締め付けを調整できないのですが、
その分他シューズのように激しくない、穏やかな感触になっており、裸足で履いた時にもどこも刺さることなく気持ちよく使用できます。
そうしてつま先が伸ばしやすく、足の肌と一体になったような布のおかげで何にも阻害されることなく伸び伸びと甲を張り出すことができるようになっています。
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ただしこれはサンシャとは対称に壊れやすいので、あまり激しい動きなどには適さないかもしれません。
公演やコンクールなどの人前で踊ることの多い方や、足先のしなやかなラインをよりきれいに作りたい方などにお勧めです。
オランダ国立バレエ団のダンサーたちも使っているシューズです。
Wear Moi のバレエシューズ ー奴(やっこ)所属のバレエ学校が勧める
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【Wear Moi ウェアモア】VESTA ヴェスタ スプリットストレッチキャンパス バレエシューズ(標準幅タイプ) 価格:3,520円 |
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バレエシューズ ダークピンク WearMoi ウェアモア ストレッチ スプリットバレエシューズ 20.0cm~27.5cm スプリットソール M普通幅 キャンバス 価格:3,456円 |
概要
布の素材は、快適さと柔軟性を併せ持った、ストレッチキャンバス地というものを使用している。(他製品に比べて、伸びやすい)
また足裏土踏まずの辺りにはステッチプリーツなる素材が使われており、シューズの足裏への吸い付きがよくなっている。
これにより、つま先を伸ばした際の、土踏まず付近の布の盛り上がる現象を解決することができるだろう。
加えてこちらの製品も足の甲を覆うゴムのないことによって、より自然な足のシルエットを実現している。
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グリシコのように、サイズの表示の仕方が通常の靴のサイズとは異なるので、購入の折には、サイズ表を確認しながら対応したものを買う方がいい。
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使用した方のレビューでは、「軽く、足にピタッと吸い付く感じで、動きやすい」、「つま先が細めであるため、タイツを履いた上からだと少し窮屈かも」という感想があった。
備考
自分は使ったことがないです。同じメーカー、ウェアモアのタイツには何度かお世話になったことがありますが。
なにやら自分の所属する学校がこちらのシューズをお勧めしていました。
ストレッチキャンバス素材・ステッチプリーツというのは、今まで紹介してきたシューズの中でも初めてのものですね。
正に張り付くような履き心地になているのでしょう。
細く、薄く、足に吸い付くような感触、が特徴のようです。
志向の合致する方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
総括
いかがだったでしょうか、奴(やっこ)のシューズ紹介。
これまで紹介したショップのものの他に、まだまだ多くの種類・会社の商品が存在しています。
代表的なのは、「シルビア」や「ミルバ」など……。
様々特徴を書きましたが、自身の足に合ったものを選ぶことが大切であります。
皆様方がよいバレエシューズとともに明るいバレエライフを歩むことを祈っております。
開演5分前のベルが鳴りました。
舞台が始まるようです。
ではまた。
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・今回のまとめ
色々なバレエショップのバレエシューズの特徴を把握し、自分の踊り方、足の形に適合するものを選ぶべし
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