バレエ留学|[寮制度]実際に経験した色々な寮制度の特徴

バレエ留学|[寮制度]実際に経験した色々な寮制度の特徴

どうもこんにちは、奴(やっこ)です。

この記事は、これから留学を考えているダンサーの方々、またその保護者へ向けたものです。

海外に単身で渡って暮らすことには、やはり不安があるものと思います。

年間留学というと、サマースクールなどの手厚い待遇などはありませんので、自分のことは自分で解決しなければなりません

今シリーズでは、海外での留学生活が3年目になる自分が

毎日どのように暮しているか、また日々の中に起こる日常生活の問題にどのように対処しているのかについて、

思いついたそばから様々書き連ねていきたいと思います。

サマースクールなどでは分からない、実際の学校内での様子――料理や洗濯などの生活の工夫――寮生活の実態など……。

国や学校が異なれば、その内容もいくらか違うとは思いますが、

ここで知ったことを参考に計画を考えて、入学への「不安」を少しでも「期待」へと変えていただけたら嬉しいです

File.1 経験した様々な部屋の特徴

今回は、寮制度についてです。

自分は同じバレエスクールに通い詰めて今年で3年目になるのですが、

その間、学期ごとによく引っ越しをしました。タイプの違ういくつもの部屋に寝泊まりしました

その経験をもとに、留学先ではどのような部屋を与えられるのかについて、いくつかのパターンの特徴を紹介していきます

大抵は各学校の「入学のしおり」などに書かれているとは思いますが、実際に到着してみないと、細かいことまでは分からないものかと思います。

これから宿泊しようという寮の形態の所だけに飛んで読んでみて、内容をぼんやりと掴んでみるのもよしです

寮の制度こそ、国やスクールによって異なるものなので、自分の住んでいるオランダでのことの他に、

イギリスフランスアメリカカナダでのサマースクールの経験も含めて紹介したいと思います。

【① ホテル

自分がオランダに留学してすぐ、1年目はまるまるホテルで生活しました

「スチューデントホテル」と呼ばれるもので、主に学生のためのホテルでした。

とはいえ、誰でも、旅行に来た方などでも宿泊できる、まさにホテルでした。

”寮”と聞くと学校専用の建物をイメージしますが、こうしてホテルで暮らすことがある、ということを覚えておきましょう。

学校の校舎までは、徒歩で20分弱トラムで10分くらいかかりました

専用施設の寮よりは、離れた位置に立地しているでしょう。

ホテルですので、どのようなプランを選択するかによって部屋の内容は変わってきます

自分は「一番安い部屋の年間プラン」を利用したので、

シングルベッド

机と椅子

大きなクローゼット一個

バスルーム >トイレ&バスタブなしシャワー

部屋の外の共同キッチン >冷蔵庫&冷凍庫&キッチン

洗濯機&乾燥機のあるランドリー室がある (毎回お金を清算する

という内容でした。

大股4歩ほどで横断できるほどの手狭な部屋でしたが、

一人部屋、ということと、

ホテルのサービスとしてベッドのシーツやバスタオルを交換してくれたことはありがたかったです。

また、毎日大量の汚れものの出る我々にとって、洗濯して乾燥までできるランドリー室のあることは助かりますよね。

洗濯と乾燥は、5ユーロで出来ました。

【② アパートの複数人部屋

こちらは、アパートの一室をバレエ学校が借り、そこへ入居するという形態です。

月々、家賃の請求書がメールで送られてくるので、その都度振り込みをします

現地に到着した後の鍵の受け取りが面倒です。

重い荷物を引きずってバレエ学校関係者のもとへ出向き、直接受け取ることをしました

正面玄関の鍵と部屋の鍵を受け取ります。

学校側がそれぞれの部屋と入居者を管理しているので、同郷の友人がいても、勝手に鍵を交換して部屋を変えたりなどしてはいけません

また建物に住む生徒たちの保護者(ガーディアン)としてアパートの一室に寮母のような方がいらっしゃると思います

設備の不備や、体調のことなど、困ったことがあれば扉を叩いて気軽に相談しましょう

むしろ困っていることを放置していると後々ややこしいことになるかもしれないので、生活中の問題はこまめに報告するようにした方がいいです。

複数のベッド 二段ベッドの場合あり

共同で使う大きな机と椅子、ソファー

複数の大きなクローゼット

バスルーム >トイレ&バスタブなしシャワー

冷蔵庫&冷凍庫&キッチン (いくつかの食器類調理器具備わっているところもあります。これは嬉しい

洗濯機&乾燥機はあるが、使えないこともある

習慣の異なる外国の生徒と協力して生活していかなくてはなりません。

実際にどういう風に暮しているかについては、次の記事「寮生活」にて紹介しています。

洗濯機などは、一応ありはするのですが、清算にその国の銀行のクレジットカードが必要な場合があり、あまりあてにはなりません

洗濯機などがない場合の洗濯の工夫については、別の記事で紹介します。)

複数人部屋では、家具が足りないこともあります

3人居るのに、クローゼットが2つだけだったことがありました。

親切なルームメイトが自分の為にスペースを開けてくださいましたが、

使わないものはトランクに収納したりと、臨機応変に工夫する必要があります

ちなみに2段ベッドに関してですが、

2段目は天井とベットの間にプライベートスペースを作れますが、コンセントがないので、枕元に電子機器を充電しておけません。朝のアラームをかける方法を考えましょう。

1段目はベッド周りにものが置けたりなど、何かと便利ですが、落ち着かない方もいらっしゃるかもしれませんね

ベッド選びは早い者勝ちなので、この先の数か月間の生活を考えてベッドの位置を重く見る方は、

なるべく早めに現地入りすることをお勧めします

学校が管理しているとはいえ、アパートに住む場合には時間の指定などもなくそれなりに自由に行動できます

ただしバレエ学校とは関係ない一般の方々も同じ建物に住んでいらっしゃるので、羽目を外して騒ぎすぎないように注意してください。

容赦なく苦情がきます。学校の名をおとしめないためにも、節度ある振る舞いを心掛けましょう。

【③ 学校所有の寮施設

バレエ学校が持っている、生徒のためだけの寮施設です。

生活に必要な全ての設備が整っています。学校も近くにあります

ここで生活する場合には、ほとんど心配することはないでしょう。

食事に関しては、朝・昼・晩と既に調理されたものが提供されると思います。料理をしなくていいのは楽ですよね。

周りにはバレエ学校の関係者ばかりですし、そうして安全面に関しても徹底しています。定期的に避難訓練を行いもします

また学校と生活の結びつきが強いからこそできる生徒のための様々なケアも行われることでしょう。(怪我をした際に、それを治療するためのエクササイズの指導など

一方で、生徒は厳しい規則を守らなくてはなりません

それは例えば門限であったり、外出時と帰宅時のチェックアウト・チェックインであったり――起床時間就寝時間などが決まっていたりと、時間に関する拘束が多い印象があります。

寮施設について、より詳しい内容を知りたい方は、以下のリンクから「カナダナショナルバレエスクール・サマープログラム」の寮生活の様子を例としてご覧ください。↓↓

複数のベッド

複数の机と椅子

複数のクローゼット

部屋の外にある共同のバスルーム >トイレ&シャワー

共同で使う冷蔵庫&冷凍庫

ほぼ毎日のように使える洗濯機&乾燥機 (清算は必要なし

ホテルやアパートと違い、鍵付きのバスルームが部屋の外にあると思います。

バスルームは階ごとにいくつか設置されており、

歯磨きやトイレ、シャワーを浴びる際には、その時空いている部屋を利用するようにします

ですから、バスルームで使用することになる洗面用具類は、常に一つにまとめておくと、移動が楽になります。

自分が参加したいずれのサマーコースでも、洗濯機と乾燥機は無料で使うことが出来ました

特にカナダナショナルでは、汚れ物を指定のカゴに入れておくだけで、用務員の方が全てを綺麗にしてくれました。

様々な規則を守らなければなりませんが、その分サポートが充実しているので、

今まで紹介した中では、生活に関して一番安心できる寮制度でしょう。

今回のまとめ

ホテルで生活することにもなる。

アパートの複数人部屋での生活には、海外からの生徒との協力が必要。

学校所有の寮施設は、生徒を助ける様々な設備が充実していて安心だが、生徒は厳しい規則を守らなくてはならない。